邦楽語り㊼

邦楽語り㊼

今日は、ハルカミライさんを聴いていました。

ハルカミライの魅力って、やっぱり「ライブで鳴ること」を前提にした音楽にあると思います。

今回紹介したいのは、「ウルトラマリン」と「PEAK’D YELLOW」の2曲。

個人的には、この2曲を聴くとすごく元気になります。

ただ、単純に明るい曲だから元気になる、という感じでもないんですよね。

「ウルトラマリン」は、メロディに少し切なさがあるのに、演奏はどんどん前に進んでいくような勢いがあります。

その組み合わせがすごく気持ちよくて、聴いているうちに自然と前向きになれる。

一方の「PEAK’D YELLOW」は、もっと真っ直ぐに元気をもらえる曲。

サビに入った瞬間に一緒に声を出したくなるような作りになっていて、楽器隊も単純に伴奏をするというより、歌をさらに大きく押し出すように動いています。

特に面白いのは、「一人で聴いているのに、みんなで歌っているような感覚」を曲そのものに組み込んでいるところです。

だから、落ち込んでいるときに聴いても、
「大丈夫だよ」
と優しく励ましてくれるというより、
「とりあえず行ってみようぜ」
と背中を押してくれるような感じがします。

そして、こういう曲はやっぱりライブで聴くとさらに楽しい。

一人で聴いていたはずの曲を、会場にいるみんなで歌うことで、曲そのものが全く違ったものに感じられるんですよね。

「ウルトラマリン」は、少し切なさを抱えながら、それでも前に進んでいくような曲。

「PEAK’D YELLOW」は、もっと真っ直ぐに気持ちを持ち上げてくれる曲。

方向性は少し違いますが、どちらもハルカミライらしい、聴いている人を動かしてくれる音楽だと思います。

ちょっと元気が足りない日や、何か頑張らないといけない日に、ぜひ聴いてみてください。

FIRST CLASS
伊丹 夕季(いたみ ゆうき)