楽しいから続くのか。
続けるから楽しくなるのか。
鶏が先か卵が先か、
みたいな話である。
俺の場合は、
どうやら後者が多いようだ。
最初から面白くて夢中になったというより、
しばらく続けているうちに、
ようやく面白さがわかってくる。
できなかったことができるようになったり、
以前は見えなかったものが見えてきたり。
そうやって、
後から楽しさが追いついてくる。
いや、
「これってもしかしたら楽しいのかな」
くらいの感覚だ。
これはこれで悪くない。
ただ、
最初から楽しいと思える方が、
もっと幸せなのかもしれない。
子供の頃は、
何かを始めるのに理由なんて必要なかった。
面白そうだからやってみる。
楽しいから、またやりたくなる。
そこに成長だの成果だの、
余計な理屈はなかったはずだ。
大人になると、
どうも楽しむことにまで意味を求めてしまう。
でも、たまには順番を逆にしてみたい。
何の役に立つかわからなくても、
ただ面白そうだから手を出してみる。
40代になっても、
そんな無邪気さを、
まだどこかに持っていたい。