2026.06.17
離

こんばんは。W杯のせいで寝不足です。

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昨日は忙しかった。寝ぼけ眼を擦りながら朝5時から日本対オランダを見届け、その熱冷めやらぬまま出勤し、帰りに実家へ立ち寄り車の練習をし、両親と食卓を囲った。自宅に着いてからの記憶はない。

この家に越してきて早一年が経とうとしている。徒歩5分圏内に駅、商業施設、書店、コンビニがあり、不自由なく暮らしている。前の住まいは周辺が坂だらけだったから、土地が平坦であるのも嬉しい。

もちろん、都市部を離れたことを後悔する日がないわけではない。FIRST CLASSの活動を厚く見るなら賢明な判断ではないし、趣味(映画やライブ等)においても選択や時間に大きな制限がかかっている。

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最大の違いは両親と近くなったことだ。盆暮れ正月どまりだった帰省頻度は今や週一となった。二人が元気なうちにあとどれだけ会えるだろうかと考え始めてから、以前の暮らしへの未練は失せていった。

つくづく環境の生き物だな、と思う。親への感傷も、愛着も、近づいたから強まったものだ。やがて訪れる別離への反発でもあるのだろう。近づこうにも近づけない日が来ることが、今からとても悲しい。

それにも慣れるのだろう。悲しみは薄れ、いずれ完全に離れていく。でも、離したくないものは今のうちに育めるとも思う。子どもの頃のようにくっついてというわけにもいかないが、できるだけ近くで。

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FIRST CLASS 皆川 律