日本酒とワイン。
単体で飲んで、
美味しいものもある。
でも、
それ以上に気になるのが、
料理と合わせたときの変化。
マリアージュ。
ペアリング。
洒落た言葉はいろいろあるけど、
簡単に言えば「相性」だ。
料理だけでも美味しい。
酒だけでも美味しい。
でも、
二つを合わせた瞬間に、
単体ではなかった味が生まれることがある。
逆もある。
どちらも一流なのに、
一緒になると妙に噛み合わない。
面白い。
良いものと良いものを合わせれば、
さらに良くなるとは限らない。
これは、
人も同じなのかもしれない。
魅力的な人同士だから、
相性がいいとは限らない。
反対に、
単体では癖の強いもの同士が、
不思議なくらい馴染むこともある。
相性とは、
互いの良さを足し算することじゃない。
相手によって、
自分の中にないものが引き出されること。
料理が「引き算」だとすれば、
相性は「引き出され算」なのかもしれない。
誰といるかで、
自分の味まで変わってくる。
そんなことを考えながら、
酒と料理の相性を確かめる今日この頃。
とか言いながら、
ただ飲みたいだけ、
という説もある。