『白黒』

『白黒』

何色にも染まる白。
何色にも染まらない黒。

対極の性質。

その両方を持てたら、
どうなるんだろう。

流されるでもなく、
閉じるでもない。

染まることもできるし、
染まらないことも選べる。

受け入れるときは白で、
守るときは黒で。

その間を行き来する感覚。

気づけば、
モノトーンばかりになった服。

白か、黒か。

無意識でも、
どこかで状態は出る。

色を削るほど、
内側の濃淡が浮き上がる。

はっきりさせるのか。
あえて、残すのか。

白と黒のあいだ。

素は、
白でも黒でもない場所にある。