『密度』

『密度』

東京にいると、
「詰まっている」のが普通になる。

人も、景色も、そしてスケジュールも。
隙間がないことに慣れて、
それが基準になる。

電車で数十キロ、都心から離れたときに
ふと感じる抜け感。

あれは、密度がほどける感覚だ。

もうすぐ来るGW。
観光地はどこも混み合う。
またしても密度が上がる。

この時期になると毎年思う。
「どこか静かな穴場はないのか」

何か月もヴァカンスをとれないこの国だからこそ、
本当に実りある連休を過ごしたいものだ。

案外密度を下げることを意識した方が、
酸性に傾いていた自分を、
ふと中性に戻してくれる気がする。