毎日ほぼ図書館に缶詰になっていたカナダ留学中、唯一旅行の思い出としてあるのは、年末年始休暇の時期に現地の友人たちと2週間ほどキューバ旅行に出かけたことです。
キューバ革命を成功に導いたアルゼンチン出身の医者であり革命家のチェ・ゲバラは、元々彼の若き日の旅行記の『モーターサイクルダイアリーズ』で大好きでした。
この時も行きの飛行機で伝記を2冊読んだので、ハバナ空港に降り立った時すでに完全に仕上がっていて、大興奮の中で街を歩いた記憶があります。
キューバは冷戦下で社会主義陣営についていてソ連の影響下にあったため、長らくアメリカとの国交が無く、当時でも街中には昔ながらのクラシックカーが走っていたりと、ある種タイムスリップしたような感覚に陥るような街並みが広がっています。
博物館に行ったり、街中を歩いたりしていても、当時の出来事を知っていると臨場感と感動が全く違いました。「ここにカストロやゲバラたちはグランマ号ではるばるメキシコから辿り着いたのか!!!」と大興奮でした。
古い街並みも、豊かな自然も、今も残る歴史の遺産も、温かく陽気な人々も、何もかも大好きな国でした。またぜひ行きたい国の一つです。
FIRST CLASS
佐伯 渉(さえき わたる)