真冬の熊野を3週間歩く

真冬の熊野を3週間歩く

「修験道」をご存知でしょうか。

日本古来の山岳信仰に、仏教の密教や神道、道教、陰陽道などが混ざり合って飛鳥時代に成立した、日本独自の神仏習合的な宗教実践・信仰です。
山伏というのが、修験道の実践者/修行者です。

ヴィパッサナー瞑想という瞑想コースへの参加で何かのネジが飛んだ佐伯は、その後色々探索する中なんやかんやあって修験道に辿り着きます。
そしてなんやかんやあって、真冬の熊野山中を3週間毎日8時間、距離30km高低差合計3,000mほど歩く行をやることになりました。

たまたま知り合った山伏の方のお寺にお世話になり、巨大な霜が地面から立ち上がる真冬の熊野古道を歩く機会をもらいました。
3週間携帯も手放して外界から遮断されて、自然が息づく世界遺産の道をひたすら毎日歩くのは、とても贅沢な時間だったと思います。

とはいえ、これは包み隠さず言うと、普通に身体が相当キツかったです。
脚痛すぎて、これは膝ブチ壊れて今後杖生活かとも、10日目とかは本気で思ってました。
なんとか生き延びて五体満足に回復して本当に良かったです。

21日とは言わずとも、日帰りや1,2泊ほどで歩けるコースが熊野にはたくさんあるので、ぜひ美しい自然に包まれた道を歩いてみてください。

FIRST CLASS
佐伯 渉(さえき わたる)