人間燃料

人間燃料

Netflixで話題の『ガス人間』を観た。

ネタバレにならないようにサクッと説明すると、1960年公開の東宝特撮映画を原案に、現代日本を舞台にしたSFクライムサスペンス。生放送中のテレビ番組で大学教授の体が突然爆発するという前代未聞の事件から始まり、刑事と記者が謎の存在「ガス人間」の正体を追っていく物語だ。

小栗旬、蒼井優、広瀬すずなどが出演していて、
作品としては面白かったので
気になっている方はぜひ。

その中で、印象に残った言葉があった。

「人間燃料」である。

作中では、とある作業をさせられる人たちのことを指していたのだが、要は人に使われる側の立場の人たちのことだ。

言い得て妙で、面白い表現だなと思った。

そして、ふと自分に置き換えてみた。

松風は社会においては経営者ではなく会社員という立場である。
つまり、会社を回すための人間燃料であるといえる。

燃料は使われてこそ意味がある。
どうせ燃えるなら、いい燃焼をしたい。

誰かの何かを動かす力になれているなら、
それはそれで悪くない生き方だとも思う。

燃料であることを嘆くより、
どう燃えるかを自分で選びたい。

なら、せめてハイオクくらいには
なっておきたいところ。

ただ、燃え尽きてしまわないように、
自分の燃料残高くらいは
把握しておきたいところである。

FIRST CLASS
松風 慎二