小中学生の自分は、外で遊びまくると同時に、相当なゲーマー/ネット民でもありました。
田んぼと野山が日本人の原風景であるが如く、佐伯にとって2010年代のインターネット空間は強烈なノスタルジーを喚起する原風景でもあります。
当時はPSPでゲームばかりしていてほぼ中毒状態で、あの手この手を駆使して海外ゲームまで手を出してました。
初めて『モンスターハンター2ndG』をプレイした時の没入感、高揚感は忘れられません。
ボス的な存在のモンスターのティガレックスやナルガクルガと初めて対峙した時は鳥肌が立ちました。
あの10代前半という多感な時期の感性は本当に貴重だったなと思います。
ゲームに加えて、結構なインターネットキッズでもありました。
おもしろフラッシュとか、当時のニコ動とか、『メイプルストーリー』などのオンラインゲームとか、小学生頃からズブズブに沼ってました。
画面の向こうに広がる広大な世界に、子どもが故にとてもワクワクしてました。
あと、2ちゃんねるのまとめサイトは徘徊しまくっていた記憶があります。
特に、後年映画化されたような長編スレ(代表例は『電車男』など)たちがとても好きだったのですが、こう書くと時代を感じざるを得ません。
こういう当時のネットカルチャー的なものには、今でもノスタルジーを感じて、懐かしさのあまり死にそうになります。
地元の近所の田んぼや野山や公園に感じるノスタルジーは、こうして幼少期に没入したネットやゲームにも、質感が違うとはいえ、同等かそれ以上の強度で感じることができるということに気づきました。
FIRST CLASS
佐伯 渉(さえき わたる)