人には、誰にも見せていない顔がある。
普段は穏やかで、
余裕があって、
何を言われても動じない。
そんな「人から見られる自分」(ペルソナ)
きっと誰もが、
少しずつ自分を演出しながら生きている。
嫌われないように。
恥ずかしくないように。
ちゃんとした人でいられるように。
でも、
その仮面の下には、
もうひとりの自分がいる。
もっと欲しい。
もっと近づきたい。
誰かに必要とされたい。
理性では選ばないものに、心を奪われたい。
そんな、自分でも少し扱いに困る感情。(シャドウ)
人は自分のシャドウを隠そうとするほど、
その存在を強く意識してしまう。
「そんなこと思ってはいけない」
そう思った瞬間から、その感情は妙に鮮明になる。
何でもない距離なのに、少しだけ近く感じる。
触れられてもいないのに、触れられたような感覚が残る。
そんな瞬間、自分が普段どれだけ
「ちゃんとした自分」を演じているのかに気づく。
むしろ、
理性では説明できない何かに惹かれたとき、
自分の奥に眠っていたシャドウが顔を出す。
だから、
美しさというものは、露出だけでは生まれない。
理性だけでは人は惹かれないと思います。
全部を見せないこと。
言葉にしすぎないこと。
「この人には、まだ知らない顔がある」
そう感じさせる余白。
そこに、美しさは宿る。
誰にでも見せる笑顔より、
ふとした瞬間にこぼれる表情。
完璧に整えられた言葉より、
一瞬だけ揺れた声。
強く見える人が、
ほんの少しだけ弱さを見せたとき。
その人のペルソナの隙間から、シャドウが覗く。
綺麗な自分だけじゃない。
欲深い自分も。寂しい自分も。
誰かを強く求めてしまう自分も。
全部、ちゃんと自分。
そう思えるようになったとき、
人は少しだけ軽くなり、自由になる。
見せる顔と、見せない顔。
その両方を抱えているからこそ、
人は美しく魅力的なのだから。
何層もの分厚い鎧を脱ぐ必要もない。
作られた仮面を外す必要なんてない。
ただ、
その下にいる自分を、
もう否定しなくていい。
受け入れるだけでいい。
上杉はそのシャドウをゆっくり抱きしめたい。
誰にも見せない顔ほど、美しいのだから。
今日も一日お疲れ様でした。
頑張った自分自身に、「今日も一日頑張ったね。」
たった一言だけでも。
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<9月>
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少し特別で心が軽くなる時間になりますように、
お会いできる日を楽しみにしてます。
FIRST CLASS
上杉 智也