「見せている自分」と「隠している自分」Vol.88

「見せている自分」と「隠している自分」Vol.88

人には、いくつもの顔がある。
仕事をしているときの自分。
誰かといるときの自分。
期待されている自分。
そして、誰にも見せていない自分。

人前で演じている「社会的な顔」を、
心理学上、ペルソナと呼びますが、

ちゃんとしている人に見られたい。
優しい人、強い人だと思われたい。

そうやって少しずつ、
自分の外側に「こうありたい自分」を作っていく。

それは決して悪いことじゃない。
むしろ、人と生きていくためには必要なものなのだと思います。

ただ、ペルソナが強くなりすぎると、
その裏側に追いやられるものが出てくる。

嫉妬。怒り。寂しさ。欲望。
認められたい気持ち。
誰かに愛されたいという感情。

そういう「見せたくない自分」をシャドウと呼びます。

不思議なのは、
自分のシャドウを否定すればするほど、
それは消えてくれないということ。

むしろ、ふとした瞬間に顔を出す。

誰かの言葉に必要以上に傷ついたり、
理由もなく腹が立ったり、
なぜか特定の人が気になったり。

もしかすると、その反応の奥には、
自分自身が認めたくなかった感情が
眠っているのかもしれない。

「こんな自分は嫌だ」と思ったときほど、
少しだけ立ち止まって、

どうして嫌なんだろう。
本当は何を求めているんだろう。
何を怖がっているんだろう。

シャドウの存在を、少しずつ見てあげる。

すると、不思議なことに、
嫌っていた自分の中にも、
ちゃんと理由があることに気づく。

強がっていたのは、弱かったから。
嫉妬したのは、それだけ大切に思っていたから。
寂しかったのは、本当は誰かと深く繋がりたかったから。

欲望だって、
ただ醜いものとして片づける必要はなく、
そこには、
自分が生きている証拠のようなものがある。

ペルソナだけで生きるのは、きっと綺麗。
でも、少し窮屈。

誰かに見せるための自分も。
誰にも見せたくない自分も。
どちらも、自分。

光だけでは、人間はできていない。
明るい場所に立っているときほど、
足元には影ができる。

その影まで含めて自分なのだと思えたとき、
人は少しだけ、自分に優しくなれるのかもしれない。

今日も一日お疲れ様でした。
頑張った自分自身に、「今日も一日頑張ったね。」
たった一言だけでも。
ーーーーーーーーーーー
※直近スケジュール
<9月>
9/1(火)21:00-翌12:00
9/2(水)12:00-翌12:00
9/3(木)20:00-翌12:00
9/6(日)12:00-翌12:00
9/7(月)12:00-翌12:00
9/13(日)12:00-翌12:00
9/14(月)12:00-18:00
9/15(火)15:00-翌12:00

平日 12:00〜翌00:00
土日祝12:00〜翌00:00
※宿泊、深夜、当日のご予約も大歓迎ですので、
お気軽にご連絡ください。
ーーーーーーーーーーー
少し特別で心が軽くなる時間になりますように、
お会いできる日を楽しみにしてます。

FIRST CLASS
上杉 智也