日々⑲

日々⑲

こんばんは。連休、いかがお過ごしですか。

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土曜の夜、友人A・Bと飲みに出かけた。Aとは中学校からの、Bとは小学校からの仲である。前回この三人で会ったのは六月頃で、日差しの厳しい夏日だったことを覚えている。今回は素晴らしく穏やかな秋日だった。

普段行くことのないエリアで落ち合うことになっていたから、周辺でよさそうな店を事前に調べ、押さえておいた。こういう嗅覚は職業柄というか、経験による部分が大きいのだろうが、そこそこ優れている自信がある。


旧友の前でだけ一人称が変わる

果たして評判通りの店だった。品数こそ少ないものの、鶏串はどれも絶妙な焼き加減で提供され、新鮮で溌剌とした照りを放っている。特に「ねぎやき」は絶品で、葱の持つ甘さを極限まで引き出すことに成功していた。

串々に舌鼓を打ちながら、僕とAはBの近況に耳を傾ける。それが恋に破れた話と判明するやいなや、中ジョッキの減りが加速する。うんうんと首を振っているだけで安酒が美酒になる。人の恋路ほど愉快なものはない。

粗方の聴取が済んだところで店を後にする。二軒目に向かう道中、Bのインナーに控えめにプリントされていた「 ALWAYS BE POSITIVE 」の三行が目に入り、一人でツボってしまった。そうだよ、ポジティブにいこう。

結局、三軒目でラーメンを啜り終えるまで話が尽きることはなかった。解散する頃には小雨が降り出しており、以後、台風が去るまで秋らしさは消え入ることを天から告げられる。連休初日にこの予定を組んでよかった。

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日曜は誇張抜きで日がな一日寝ていました。

FIRST CLASS 皆川 律