二日目。
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普通に仕事ではあったものの、業務をこなしながらイヤホンで聴く程度であれば容易い。出社している人間が少ない土曜日とあってはなおのことだ。というわけで退勤までほぼ聴いていた。たまに画面も見た。
夕方は友人と飲みに行く予定があったから、藤井風あたりの時間帯は見れていない。クルアンビン、少なくともTOMORAに間に合えばいいかという感じだった。ちなみに久々の飲酒は楽しかった。ハシゴ三軒。
◆柴田聡子(BAND SET)@HEAVEN
出会ったのは『愛の休日』(2017)の頃だけど、ここ数年で大きく転換したと思う。昨年五月、カネコアヤノをゲストに呼んだツーマンでは楽しく踊らせてもらった。今回は職場につき「Side Step」は踏めず。
◆BOHEMIAN BETYARS @WHITE
かなり良くてびっくりした(ノーマークだったから)。 ハンガリー発のジプシーパンク。東欧系のバンドってなんでこんなに楽しいんだろう。次に来日した際は行こうと思った。フジはこういう発見が嬉しい。
◆Basement Jaxx @GREEN
本日、いや三日すべてを顧みても最上級のアクトだったと断言できる。すごかった。フジロック'14でWHITEのヘッドライナーを務めた彼らが、此度GREENで爆発した。配信でも伝わるイカレ音圧。優勝2です。
◆Khruangbin @GREEN
二日目の目玉はベースメント・ジャックス、クルアンビン、トモーラだと思うけど、ジャックスはUKハウスのレジェンドだし、トモーラもUKエレクトロのレジェンドであるトム・ローランズ(ケミカルブラザーズ)の新興ユニットだしで、ダンスミュージックが好きなら誰しも知ってるよねという感じで、そうなるとこの中ではクルアンビンがやはり異質というか、ジャックス→クルアンビン→トモーラの順で見られるテーブルに心の底から感謝したくなる。アゲ→浮遊→アゲみたいな。何言ってるかわかんないと思うけど、とにかくクルアンビンは見なければならなかった。が、三軒目で何杯目かのレモンサワーをあおっている時に始まってしまったものだから、やや巻きで友人と解散し、その帰途で配信を開いた。40分くらいは過ぎていたと思う。とはいえメロウなグルーヴが、アルコールの巡りも味方して心地よく流れ込んでくる。昼の暑さが嘘のように涼やかな夜道で気分上々、そこに「Summer Madness」がBGMでかかってるわけ。よくできてるね人生は。セカンドアルバム『Con Todo El Mundo』から「Maria Tanbien」「Evan Finds the Third Room」が続く。いいか令和のガキども、チルってのはこういうことを言うんだ。わかったら音楽に敬意を払いなさい。うん、ガキとか言ってごめんね。それは謝るね。「Time (You and I)」が聴こえてきたからおじさんはあっち行くね。あ、ちなみにこの曲が収録されているサード盤は全曲にボーカルがあてられていて、それまでの二枚と比べて大胆な変化が加えられているんだよね。わかる? でもね、これは必要なことだったんだ。声を新しい音色として迎え入れること。彼らにとって声は他の楽器と対等なんだ。だから変化というより、自然な成り行きだったのかもしれないね。だけど次のアルバムからはまたインスト中心に戻るんだよね。面白いよね。え? 面白くない? あっ「Firecracker」だ! YMOって知ってる? 子どもが知ってるわけないよね。日本の伝説のテクノグループなんだけどね、その代表曲の一つがFirecrackerで、それをクルアンビンがカバーしてるんだ。そもそもFirecracker自体がYMOによるMartin Dennyのカバーアレンジだから、YMO版のFirecrackerをクルアンビンがさらにカバーしたってことになるね。いいよねこういうの。すみません、取り乱しました。気づけばあっという間にトリ。「People Everywhere ii」めっちゃカッコいいんだよな。ローラ・リーのベースが本当に良い。今のクルアンビンの音楽性が凝縮されていると思うし、締めに相応しいね。バチボコに最高でした。優勝3。
◆TOMORA @WHITE
クルアンビンに割きすぎた。二日目で一番ホットだったのは間違いなくトモーラでしょう。ヘッドライナーという意味でも、話題性という意味でも。いや実際すばらしかったんですが、こりゃ現地だな……を直観したので十月のガーデンシアター公演のチケットをすぐさま購入しました。俄然ワクワクしてきた。熱を込めたレポはそのときに取っておきますね。え? いや疲れたとかじゃないですよ。しかしオーロラ可愛かったなー。
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二日目は以上!
FIRST CLASS 皆川 律