みなさま、たまごっちはご存知だろうか?
平成初期に社会現象を巻き起こした、
あの育成ゲームだ。
かく言う、ちびっ子時代の松風も
たまごっちで遊んでいたことがある。
先日、従姉妹のちびっ子の誕生日があって、
何をあげようか一晩悩んで、
結局たまごっちをプレゼントすることにした。
ちびっ子でも扱えて、
なおかつ色々と学びがあるゲームだと思ったのが、
プレゼントした理由だ。
ちびっ子にあげるならばと、
松風も実際にやってみている。
久しぶりに触れてみて、
正直びっくりした。
自分の記憶の中では、
ご飯をあげてウンチを流すだけの
シンプルなお世話ゲームだったはずが、
今のたまごっちはとんでもないことになっている。
最終進化のキャラクターだけで50種類以上。
さらに繁殖の要素まで加わって、
最終的なバリエーションは
なんと5万種類以上にまで広がるらしい。
しかも、どのキャラに進化するかは
運じゃなくて、
ちゃんとした法則で決まっている。
お世話ミスの回数、
あげるごはんの種類、
育てるフィールド。
これらの組み合わせで結果が変わる、
いわば一種のアルゴリズムだ。
だからこそ、
遊んでいる子どもたちは
「前回はこうだったから、今回はこう変えてみよう」
と、自分なりに仮説を立てて
試行錯誤を繰り返すことになる。
これは間違いなく、
論理的思考の練習になる。
そしてありがたいことに、
時間がシビアな大人のために
「シッター」機能まで搭載されている。
お世話を任せられる時間帯があるのは、
社会人にとって地味に嬉しいポイントである。
さらに通信機能もあって、
それによってしか出現しないキャラもいるらしい。
ポケモンで言う、
ゲンガーやカイリキーみたいな存在だ。
ただひとつ、難点がある。
デザインが可愛らしいので、
成人男性が持つ場合は
少し敬遠したくなる場面がある。
電車の中でイジろうものなら、
怪訝な目で見られること間違いなしである。
自宅で育てるのがちょうどいい。
昔、何も考えずに触っていたおもちゃの中に
こんなにちゃんとした仕組みがあったのか、
と今更ながら感心した。
懐かしい!と思う方は、
久々に触ってみるのはいかがだろうか。
FIRST CLASS
松風 慎二