靴下と女性

靴下と女性

——戦後強くなったのは’靴下‘と’女性‘よ。

本業で関わりのあるお婆ちゃんが
いつも口癖のように話してくれる言葉です。

僕はその時代を生きていないので
戦前の女性を取り巻く環境について
深くはわかりませんが、

戦後改革による女性の権利拡大や
経済成長に伴い女性の社会進出が増えたことなど、
時代と共に変化していった背景は歴史で学びました。

でもここで言う`強くなる`ってなんだろう。

主張すること?
独立すること?
耐え凌げること?

きっとどれもが当て嵌まりますが、
『強くならなければいけない』
という風にも感じ捉えてしまいました。

それは時代背景から、
女性が虐げられてきたという
歴史があったので`逆境に立ち向かう`ためには
必要な意識だったのかもしれません。

今でこそ男女平等が謳われるようになり、
日常生活や社会において、
男女格差は以前よりも減りつつありますが、
それでもいまだに`男尊女卑`が
罷り通っている環境もあると耳にします。

強くあろうとすること。
強さを保ち続けること。

それは心身的に
とても負荷がかかることで
一人で背負い続ける必要はないと感じます。

そんな意識を持たなくても背伸びせず等身大で、

"一人ひとりがありのままでいられる"

そんな時間や過ごし方が
もっともっと増えますように。

FIRST CLASS 橘 凌平