白子のソテー

白子のソテー

先日とある飲食店へ行った際に、
「白子のソテー」というメニューに出会いました。

白子と聞くと
「ポン酢」や「天ぷら」などのメニューが
定番のイメージだったので
ソテーするとどうなるのか、
どんな仕上がりなのかとても気になったので
迷わず注文しました。

調理過程も見られたのですが
それはもう至ってシンプル。
オリーブオイルでサッと炒めて
塩胡椒をパラパラと。

細かくダイスカットされたパプリカ。
クタッとソテーされた春菊は、
白子を引き立てるように敷かれていました。

ソテーされた白子はあっつあつ。
中はもちろんトロトロなのですが、
高温で炒めることで外側は薄皮のような
パリッとした食感がソテーならではの
味わいを生み出していました。

塩味とスパイスを中心に、
白子本来の味わいが存分に味わえたのですが、
ほんのり感じられた酸味の正体を探ったところ
ケッパーがアクセントとして和えられていました。

このケッパーがまた絶妙で。
シンプルな味付けと白子のコクを
しっかり引き締めてくれるんです。

また春菊特有の"ほろ苦さ"は
白子のクリーミーさと相対することで
それぞれの味わいがより引き立ちやすく
ズルいぐらい計算された組み合わせでした。

そんな肴の相棒に選んだのは、
「Il Bambino 2023 Millami」

またひとつ酔い肴と出会えて幸せです。

FIRST CLASS 
橘 凌平 ( たちばな りょうへい )