
Norah Jonesが3年振りに来日すると聞き、
チケットを握りしめ会場へ出向いてきました。
当日は他アーティストも参加していたので、
お目当てまではゆったり聴きながら、
ちょっぴりお酒も。至福です。
20代の頃なんとなくJAZZに憧れてた時代があり、
それが Norah Jones を知るきっかけでした。
JAZZについてはあまり詳しくありませんが、
いつ聴いても色褪せない感覚があり、
この機会にと生演奏に心踊らされていました。
そして、
演奏が近付くにつれて緊張感も最高潮に。
いよいよ登場—
軽く会釈をしながらゆっくりとピアノの前に着席。
そこから会場が鎮まり返る間も無く
流れるように演奏が始まりました
はっきりと聴こえる演奏のなか
表情によって変化する音の強弱
弾き始める直前までざわついていた会場が
演奏と同時に一気に鎮まり返った瞬間でした。
微笑む表情
息継ぎの吐息
会場へ送る視線
ひとつひとつの仕草を楽しめることが
生演奏の醍醐味であり
それがNorah Jonesの魅力でもあります。
そしてなにより、
のびのびと心地良さそうに演奏している姿が
いちばん素敵なんです。
目で観て楽しむもよし
目を閉じ聴き浸るのもよし
終演まで浸り尽くしました。
少し冷たい海風と
演奏の余韻も相まり
心地よい帰り道となりました。
FIRST CLASS
橘 凌平