こんばんは、三崎誠人です。
スメハラ対応で見えた「認識と意識」の難しさの話です。
職場におけるハラスメント問題の中でも、特にデリケートなもののひとつが「スメルハラスメント」、通称“スメハラ”。
香水や体臭など、本人にとっては当たり前でも、周囲にとっては不快に感じられる臭いによって、働く環境に影響が生じる問題です。
先日、ある男性社員の体臭について「臭いがキツい」という相談が、複数の人から寄せられる機会がありました。
その社員は、決して身だしなみに細やかなタイプではありませんでしたが、三崎自身はこれまで、臭いについて特に意識したことがありませんでした。
ところが、具体的な指摘を受けて改めて意識してみると、確かに特徴的な臭いがあることに気づきました。
そして興味深かったのは、一度その存在を認識すると、それまでさほど気にならなかったはずの臭いが、急に気になるようになったことです。
目につく、いや、鼻につくようになったと言いますか。
人に相談するほど不快感を覚える側の苦痛も理解できます。
一方で、周囲からの情報をきっかけに、自分自身の認識や意識まで変化していくことに、少し怖さも感じました。
もちろん、だからといって相談する側の感じ方を否定するつもりはありません。
実際に困っている人がいる以上、適切な対応は必要です。
ただ、こうした問題は、本人への配慮も欠かせません。
指摘の仕方ひとつで、相手を必要以上に傷つけてしまう可能性もあります。
何かを認識することで、それまでとは見え方が変わる。
それは臭いに限らず、人に対する印象や評価にも通じることなのかもしれません。
先ずは事実を冷静に見極めること。
そして、自分の認識や意識もまた、何かの影響を受けている可能性を忘れないこと。
改めて、非常にデリケートで、対応の難しい問題だと感じた一件でした。
三崎も臭い諸々のケア、気を付けないとなぁ。
三崎誠人