金と銀

金と銀

『三大香木』

秋の香木を代表する金木犀は
遠くからでも甘い香りを放って
季節の移ろいを感じさせてくれます。

その傍ら同種木で
淡い花弁を彩る香木があります。

「銀木犀」

葉は厚みがあり縁や先端はギザギザ模様。
花が咲いていない時期でも
金木犀と見分けがつけられます。

金木犀がオレンジ色の花を咲かせるのに対し、
銀木犀は白や淡い黄色の花を咲かせ彩りを与えます。

それぞれ花弁の色合いにも個性があり
開花する時期もほぼ同時期なので
見比べできるのも楽しみのひとつです。

気になる香りは
ぜひ見つけたときに香ってみてください。

秋の魅力に早くも心うきうきです。

FIRST CLASS 
橘 凌平 ( たちばな りょうへい )