餃子の回?

餃子の回?

友人との飲み会がほどなくして終わり、
少し早めの解散となったため、
以前から気になっていた飲食店へと1人向かった。

こちらのお店、
店名に「餃子」の名前が入るど拘っているよう。
縦長のメニュー表を流し見ると、

焼き餃子
えび餃子
キムチ餃子

焼きだけで 16種
水餃子だけで 10種

その他、揚げ餃子 に 餃子鍋 などなど。
文字だけでも「餃子」で頭いっぱいになるほど。

餃子メニューに少し圧倒され、
(餃子以外も欲しいな…)

と思いながらメニューを流し見ていく。
搾菜や漬物など、軽めのおつまみは発見できたが、餃子の品数とは比例せず。
むしろ餃子推しを再認したぐらいだ。

ここまでくると餃子への期待値が高まるばかり。
数種類の餃子を注文し、
期待に胸を躍らせながらビールを飲み進めることに。

しばらくして
私の目に飛び込んできたものは…

秋刀魚の塩焼き

…これなんですか?

餃子を待っていたところ丸々1本現れた秋刀魚。
思わず問いかけてしまいました。

店員の説明もあり、これはお通しだということにそこでようやく気がつきました。 

メニュー表からは想像もつかなかったお通しに意表を突かれ、なぜかしばらく微笑んでしまいました。

餃子の口でスタンバイしていましたが、
今年初の秋刀魚に舌鼓。

その後店主への事情聴取にて、
「旬の食べ物を召し上がってほしい」
という想いで日々厨房に立っているそうです。

そんな店主、
過去には「鍋」をお通しに出したこともあるそう。。

『お通しが斬新なお店』

としてしばらくハマりそうです。

FIRST CLASS 
橘 凌平