この業界において「非日常」「癒し」「極上」こんなワード目にすることがあるが、これは作り手側が、女性にこう感じて欲しいという願望だと思う。
結果そう感じてもらえたなら、受け手の感想であるならば喜ばしいことだと思うし、目指すことは悪くない。
でも相手にとって、未経験のことで特別であって欲しいと思うとしたら、それは、気持ちはわかってしまうけどエゴでありうぬぼれではないか。
自分振り返る。
傲慢な表現になってないか。
傲慢になれば、そこで働く人の首を絞めることになる。
感想を保証することはできない。
こう感じてもらえたらいいな、これを目指そうはあってもよい。
でもそれが出来ると思うのは思い上がり。
こんな経験ないでしょう?と思うのは勘違い。
違和感があれば受け手は気付く。
コンセプトづくりは文字で表現すること。
文章にできないことは、まだ考えきれてないのと同じ。
決めつけは未熟さの露呈。
文字で表現することは難しいけど、逃げずに向き合えば成熟していく。
かならず大きなものを得るだろうと思う。
文章を考え抜いた経験は、人生で決して無駄にならない。
この業界にたまたま写メ日記とかお店ニュースとかいうシステムがあったから、文と向き合うことになったが、思いがけない成長の機会をいただいたと思う。
現状この世界は、お客様はキャストがどんな人物か、信用に足る人柄なのか、文字を通して感じ取るシステムだ。
どんな言葉をどんな組み合わせで使うのか、逃げず追求していきたいし、いかねばならぬのだと思う。
そこから全てを感じ取ってもらえるから。
FIRST CLASS