「ネタを笑えるか」

男性と女性で笑いに対する感度は違うように思う。

男性と女性で分けられるものではないかもしれないが、我々は女性にターゲットを絞ってサービスを展開しているので、あえて今回は男女で分けた言い方をする。

「女性からしたら、笑えない」
そういうものは、一定ある気がする。

下品すぎるお笑いネタ。
不謹慎すぎるギャグ。
誠実でないノリ。
真剣なのに茶化す。
いじめになりかねないいじり。

そういうものに顔をしかめることがあった人は多いだろう。
「いやいや冗談じゃん」と言われるとさらに不快感が増す。

これは発する人との親密度や好感度にも左右される場合がある。

好感度が高ければ
「男の子っぽくてかわいい」
「やんちゃでしょうがないわね」
「男子のノリってこんな感じでしょ」
と受け入れられたり許されたり。

そういうものへの感度「女性ならこれは笑えないかも」という感覚があったり、切り替えができる人の方が、この仕事では安心かもしれない。

男性同士では、そのネタを好きかどうかは別として、その場は合わせて盛り上げるという性質もあるように思う。
なので「これに同調していて最悪だ」と切り捨てるわけではないが、やはりそれを厳しい目で見る女性もいるのも確か。

個性や感性を表現することは大事。
でも視聴者は女性である、という視点を持った上でないと、その先のその人らしいところまで見てもらえない。

あくまで我々の視聴者は女性。
女性が良いと思うものは何か
女性が嫌うものは何か。
そういった感覚は磨いていて損はないし
学べば身につく、向上していけるものである。

不快感のないコミュニケーションの第一歩。
大切にしたい感覚です。

FIRST CLASS

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