とりとめも②

2025.10.17
とりとめも②

こんばんは。部屋着を長袖にしました。

第一回からだいぶ日が空きました(すっかり存在を忘れていた)。これは、ポストにもキャスにも採用されなかった走り書き──とりとめもないけれど一応とめてあったメモ──に加筆を施し供養するというものです。

こんなに読みたくならない導入もないかもしれません。

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◆近所の結婚式場が斎場になっていた。現代社会を芯で捉えた移ろいに妙に感心してしまった。風景としては寂しいけれど、説得力がある。そのあと少し経って、その合理性こそ寂しさの本体なのかもと思った。

◆肌診断をした。各項目ハイスコアで、とりわけ嬉しかったのは実年齢マイナス9と表示された肌年齢だった。その診断機の上限がマイナス9らしいから、もしかすると赤ん坊くらいまで遡っている可能性もある。

◆「運転、三週間ぶりです……」と不安を漏らす大学生と一緒に、高速道路のセット教習をすることになった。「それは大事な情報だね!」と僕。「高速って意外と死なないんだよ」と教官。意外と死ななかった。

◆新宿シネマカリテ閉館の報せを聞いた。またひとつ思い入れのある場所が消える。コロナの頃と比べて今の映画業界は好調だけれど、単館系はその限りではないということなのかな。施設も人も老いに勝てない。

◆甥がYouTubeの音声検索で「すとぷり」と呼びかけたが、「ぴ」と認識されていた。

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残りは本当に取るに足らない内容だったので捨てます。

FIRST CLASS 皆川 律