こんばんは。コーンポタージュがおいしい。
先週の火曜、倉科さんとのコラボキャスがありました。そこで受けた質問から一つをピックアップし、その回答を載せようと思います。書き起こしではないので配信内で口にした表現とは少し異なるかもしれません。
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「この仕事を始めて女性への理解度は深まったか?」
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真っ向からお答えするならNOです。「女性を理解する」とは女性に対する一般化であり、それは難しいことだと思いますし、そのような(「女性とは〜」という)形での理解を目指すのは不誠実で危うい気がするからです。
接してきた方の数だけ、利用の背景や望む関係性があります。そうした経験の蓄積からこういう傾向にあるかもしれない、と感じる瞬間もありますが、それも次の瞬間には簡単に覆されたりして、やはり一般化は難しい。
だから、性で一括りにして分かったような気にならず、個に向き合っていくしかない、という方向での理解が固まっていきました。加えるなら、そもそも私たちキャストのゴールは相手を理解することではないと思うのです。
極論ですが、目の前の相手のことをまったく理解できなかったとしても、その方に満足していただけたならそれで良い。対価と同等かそれ以上の満足を感じていただくことがキャストのゴールだろうと、僕は考えています。
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改めて考えるきっかけをくださった倉科さんに感謝です。他者理解、深遠也。
FIRST CLASS 皆川 律