割に合わない

割に合わない

「割に合わない」という言葉。
少しだけ引っかかる。

そう感じる瞬間はある。
時間も労力も使っているのに、
見返りが釣り合っていないように思える。

でもその言葉を口にしたとき、
どこか責任を曖昧にしている気もする。

誰かに強制されたわけでもなく、
最終的に選んだのは自分。
なのに「割に合わない」と言ってしまったら
その選択ごと逃げてしまうような感覚。

本当は、割に合うかどうかも含めて、
自分で引き受けるものなのかもしれない。

納得して選んだのか。
それとも、どこかで流されていたのか。

その問いを避けるために、
「割に合わない」という言葉で
少しだけ無責任になる。

だからこそ、
簡単には使わないようにしたい。

その裏側にある自分の選択や判断まで、
ちゃんと見つめてよく考えたい。