コンビニでペットボトルのお茶を買うとき、
なぜか毎回、同じ銘柄を選んでしまいます。

特別に好きってわけでもないのに、
“なんとなくこれが落ち着く”という理由で。
人にはきっと、それぞれ小さなこだわりがありますよね。

朝ごはんのパンは絶対トースト派とか、
カフェラテはストローじゃなくてそのまま飲みたいとか。
誰かに話すほどじゃないけど、自分の中では大事な習慣。

僕の場合は、お茶とコードの巻き方です。
なんとなく“これじゃないと気持ち悪い”みたいなラインがある。
こだわりというより、もはや安心の儀式みたいなものかもしれません。

こういうどうでもいいような小さなことって、
日々を自分らしく保つために、意外と大事なんですよね。

誰かに笑われても、そこに自分のペースがある気がします。

FIRST CLASS
伊丹 夕季(いたみ ゆうき)