超短編小説①

2025.08.09
超短編小説①

こんにちは。近衛いとまです。

今回は、以前の日記にも書かせていただいた通り、
小説を書いていこうと思います。

私は元来人の文章にはその人らしさが出ると思っておりまして。

そういった観点から敢えて小説を書いて、
その文章から近衛いとまを知っていただければという試みです。

短編小説ならぬ、超!短編小説ですが、
今後はこういった投稿もしていこうと思います。

それでは早速、〜スタート〜

夕立が止み、西陽が強烈に振ってくる。

濡れたアスファルトが一気に渇く瞬間は、
夏でないと見られない。

水溜まりはさすがにまだ渇かず、夕方の陽が少しばかり水面を蹴って飛び散っている。

そんな中、私は学校を早々に出て、足を進める。

向かう先はあのコの家。

今日から夏休みだ。

ワクワクが止まらない。

「メイクも直してから行かなきゃ。」

制服のバッグに付けているストラップも揺れている。

私の夏が、始まった。