女性用風俗って、
女性とエロいことをする仕事。
そう言ってしまえばそれまでだけど、
本当の面白さはその先にある。
相手がどんな気持ちで来てくれたのか。
どんな不安を抱えていて、
どんな瞬間に安心して、
どんな瞬間に心が解けるのか。
そして、何を楽しみに来てくれたのか。
全ては相手主体で考える。
自分の欲を満たすためじゃなくて、
相手の快感を追うために全力を尽くす。
その時間の中で、
気持ちが少しずつほぐれて、
打ち解けていく感覚。
そして性という前提があるからこそ、
打ち解けることによって、
さらけ出せるものがある。
“自分の満足”よりも、
“相手が満足していく”その過程。
それを一緒に楽しむ感覚。
それは
“奉仕”というより“共鳴”。
当然だけど、
自分の欲望よりも相手の満足。
だけど、
そこに寄り添うことを
何よりも自分が楽しむ。
相手のためを思う、
その瞬間を自分が楽しむことができる。
これはどんな仕事においても
最高のスキルな気がする。