正解のない毎日

2025.09.20
正解のない毎日

今日は本業の話を少し。

今はITの現場で、新しい事業の設計や実行に携わっています。
正解が見えない中で、今日の判断が半年後にどう形になるのか。
そんな不安と期待を抱えながら仕事をしています。

防大時代は「やり抜く力」を徹底的に鍛えられました。
1年生の登竜門である東京湾8km遠泳。
金槌だった自分が、塩辛い海水にむせながら必死で腕をかき、仲間の声に背中を押されて泳ぎ切ったあの瞬間。
あの記憶は今でも、折れそうな心を支えてくれます。

ただ今の仕事では、それだけでは足りなくて。
“自分で考えて動く”ことの大切さを、毎日痛感しています。

思うようにいかない日は、冷蔵庫から缶ビールを取り出し、グラスに注いでひとり乾杯することもあります。

泡が静かにはじける音を聞きながら、「こんな夜も悪くないな」と思ったりして。

FIRST CLASS
松風 慎二