『秘める』

『秘める』

「人間は自分の潜在能力の30%しか使うことができない」

かの有名な北斗の拳に、
そんな話が出てくる。

残りの70%を引き出す。

それが、
北斗神拳の極意らしい。

もちろん、
本当に人間が30%しか能力を使っていないのかは知らない。
いや、もしかしたらもっと少ないのかもしれない。

人は自分に何かが足りないと思うと、
すぐに足そうとする。

知識。経験。スキル。
努力で埋め合わせようとする。

でも、
足りないんじゃなくて、
出せていないだけだとしたら。

疲労。迷い。不安。他人の目。

余計なものに邪魔されて、
本来の力が出せていない。

だとすれば、
必要なのは足し算だけじゃない。

自分を強くする前に、
自分を邪魔しているものを減らす。

100%の自分とは、
何でもできる自分じゃない。

持っているものを、
ちゃんと使えている自分。

まだ70%(いや、もっと?)も残っている。
開発のしがいがあり過ぎる。

ということで、
そろそろ秋山は秘孔の研究に入ろうかと思う。

アタタタタタタタタタタタ。

「お前はすでに、秘めている」