仕事は、
最初はたいてい誰かから与えられるものだ。
でも誰にでもできる仕事を、
誰よりも丁寧にやる。
ただそれだけで、
「この人に任せたい」という信頼が生まれる。
任されるようになった仕事を、
さらに高いレベルに仕上げていく。
その先にあるのが、
「自分で仕事をつくる」という段階だと思う。
自分が動けば周りが動く。
自分の判断や感性が、
その仕事の価値を左右する。
そこまでいくと、もう代わりはいない。
それが本当の意味での「属人性」だ。
自分のキャラクターでしか成立しない仕事。
それこそが自分にしか提供できない価値を生む。
属人性を高めるというのは、
単に「個性を出す」ことではない。
日々の小さな行動に、
自分の意思と誠実さを貫くこと。
どんな仕事でも、
「自分にしかできない形」に変えていけたら、
それはもう仕事を超えた一つの「表現」になる。