人は、
何かを「得よう」とするほど、
逆に手からこぼれていくことがある。
不思議なものだ。
価値を与えられる人の周りには、
いつのまにか人が集まってくる。
求めるより先に、
差し出すことを覚えた人間は、
運に好かれやすい。
ギバーであることは、
テクニックじゃない。
生き方であり、在り方だ。
ただ、与え続ければいいわけじゃない。
そこに自分をすり減らすだけの関係が混ざると、
流れは一気に濁る。
相手を見極める目は、
優しさと同じくらい必要になる。
与える。
受け取る。
また与える。
この好循環が自然に回る関係は、
どちらかが得をする関係じゃなく、
「お互いが良くなる」関係だ。
最後に残るのは、
どれだけ手に入れたかではなく、
どれだけ誰かの心に触れられたか。
与えることは、
巡り巡って自分を満たす。
そうしたら運は、
気づかないうちにこちらへ歩いてくる。