思いがけない発掘品

思いがけない発掘品

先日、久しぶりに部屋を片づけていたら、クローゼットの奥から小さな箱が出てきました。

見覚えがあるような、ないような……そんな曖昧な存在感。

開けてみたら、昔ライブでもらったフライヤーや、友だちと行ったイベントのチケットの半券がぎゅっと詰まっていて、「あぁ、こんなん取ってたんや」と思わず笑ってしまいました。

特に目をひいたのが、初めて仕事で担当したアーティストのステッカー。

緊張で胃が痛くなってた頃のことを一瞬で思い出して、あのときの自分、よく頑張ってたな…と少しだけ優しい気持ちになれました。

他にも、買ったのに使ってないノートや、
どこで拾ったのか分からないピック、
メモ帳の端っこに落書きされてる歌詞の断片まで出てきて、部屋の片づけというより、昔の自分を掘り起こしている気分でした。

片づけ中に手が止まるのって良くないって言うけど、たまにはこういう寄り道も悪くないですね。

肝心の片づけは手が止まりっぱなしなので、近いうちに手を動かそうとは思ってます。
思ってはいます。

FIRST CLASS
伊丹 夕季(いたみ ゆうき)