
愛という言葉を口にすると、
日本人は一歩引いてしまうような傾向があるのかもしれません。
けれど、思いやりや優しさ、気遣いも、すべてが愛のように思えます。
自分のこれまでの人生は、
どれだけの愛をお渡しできたのか、
またその逆に、どれだけの愛を奪ってしまったのか。
その視点で思い返したとき、
差し引きできるとしたら、愛は残るのでしょうか。
自分が人生の最期の日を迎えたとき、
その愛が、自分を抱きしめてくれるのではないかと思います。
今、安藤聖司として生きていることは、
その時に「これで良かった」と思えるようにするためなのかもしれません。