今日、女風バーに初めて出勤しました。
どうも、夏川智希（なつかわともき）です。
今日はとても濃い夜でした…っ！
チームFIRST CLASSルーキーがひとつになった気がします。
店内に入って最初にろまさんにご挨拶、素敵な笑顔と優しい声で迎えて頂きました。様々なご指導をありがとうございました。
そのあと、席についてまず感じたのは、空気のやわらかさでした。照明は落ち着いたトーンで、どこかラウンジのような静けさと、居心地のよさが共存している。香りもいい。女性が安心して過ごせるよう、細かいところまで配慮されているのがすぐに分かりました。
黒と白と赤を基調とした内装にピンクのライティング。他のバーにはない独特な空間で、でもアメリカンな音楽でいやらしさはない。
不思議と自然にその空間に馴染みました。
どこかで、ずっとこういう場所を求めていたのかもしれない。そんな感覚でした。
そのあとはヤンチャそうなお兄さま入店…
そう、ウメさんです。
でも、サングランスの奥にはキリリとしたお顔が整っていました。色々と事細かにご指導いただき、さりげないフォロー。
その繊細なギャップに大感動。
バックヤードでは、先輩セラピストの方々と挨拶を交わしました。
それぞれに雰囲気があって面白い。ある人は柔らかい包容力、ある人は落ち着いた知性、ある人は少年っぽい親しみやすさ。
それぞれ違っているのに、全員に共通しているのは「話していて心地がいい」ということ。
たくさんの学びがあった1日でした。
この業界は、「非日常」を売る世界でもあるけど、その中に「確かな日常」を感じられる空気感が必要なんだなって。
過剰な演出より、心地よい空白。沈黙さえも居心地よく感じてもらえる関係。それを作れるかどうかが、キャストとしての価値なのかもしれない。
店内を改めて見渡してみると、いろんな表情の女性がいる。
それぞれがそれぞれの目的で、この場所を選んで来ているのがわかる。
そのどれもが、素敵だと思った。
夜も更けてきて、店がゆっくり静まり返っていく時間。
今日出会った女性の表情や言葉を思い出しながら、最後に自分の接客を振り返る。
拙い会話だったかもしれない。
つまらないと思われたかも。
でも、「相手に丁寧に向き合う」という姿勢だけは、最初から大切にしたいと思っていたし、それはきっと今日の時間の中で伝えることができたと信じたい。
この仕事は、正解がひとつじゃない。
「どう接するか」「どこまで踏み込むか」「どんな距離感でいるか」すべてが相手次第で変わる。
だからこそ、自分自身も日々更新されていく必要がある。慣れることなく、流されることなく。感性を保ち続けることが、いちばん大切かもしれない。
初出勤の夜、帰り道は少しだけ足取りが重かった。とても心地の良い重さだ。
この先、行き詰まることがあればこの日記を見返して今日の足取りを思い出したい。
まだ始まったばかりだけど、なんだか続けていけそうな気がしている。
無理はせず、焦らず、自分なりのスタイルを見つけていこうと誓ったそんな濃い一夜でした。
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【プロフィール】
FIRST CLASS所属
夏川 智希（なつかわともき）
普段は本業の会計職をしているサラリーマン。
好き嫌いがなく、なんでも美味しく食べられるのが自慢。
趣味はギター、ゴルフ、筋トレ、映画鑑賞、バレーボール、お酒、スノボ、カラオケ、ゲーム、温泉など多趣味。最近は包丁研ぎにハマっている。
20代後半、黒髪、178cm、65kg
